当社の鉄道事業に対して、日頃のご利用とご理解、誠に有難うございます。
当社は、経営理念の第一に安全の確保を掲げ、法令の遵守とともに安全輸送に努めております。
本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取組みや安全の実態について、自ら振り返るとともに広くご理解いただくために公表するものです。今後ともお客様並びに地域の皆様に「安全で安心なケーブルカー」として信頼される公共交通機関を目指してまいります。
比叡山鉄道株式会社 取締役社長 田中 均
安全管理規程に『輸送の安全を確保するための基本的な方針』を定め、社長以下全従業員に対し周知を図り、「安全輸送の確保・絶対無事故」に取り組みます。
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2006年度に制定しました安全目標を見直し、より具体的に成果の評価を得やすい内容に変更いたしました。
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1)鉄道運転事故
2010年度は、列車事故・人身障害事故とも発生しておりません。
2)災害(地震や暴風雨、豪雪など)
2010年度は、発生しておりません。
3)輸送障害(30分以上の遅延や運休)
2010年10月15日、12時 〜17時30分(終発)の間、設備故障により運休しました。
4)インシデント(事故の兆候)
2010年度、国土交通省へのインシデント報告はありませんでした。
5)行政指導等
2010年度、国土交通省から指導はありませんでした。
1)安全施策
安全の維持・向上のため、毎年一定額を軌道施設・車両等の修繕費に充当しています。特に軌道施設では、平成22年下期以降の10年に亘る整備計画を策定しました。軌道総点検の判定を基に優先順位をつけ、2・5・10年以内の三段階による工事進捗を目指しています。
2010年度下期工事の主なものとして、今後の改修工事に必要なレールを確保するため、軌道の一部を「40Nレール改造型」と交換しました。これは現在使用中のレールが現存しないため、種々検討し考案したものです。
2)安全教育訓練
当社では、年間5回以上の「車掌業務訓練」と、年間2回以上の「輸送障害想定訓練」を実施しています。緊急時、即座に対応できるように社員が一丸となって、訓練に励んでいます。また、「新任職務教習」は必要に応じて行います。
2010年7月には「地震発生想定訓練」を、12月には「鉄道テロ対応訓練」を別途行いました。参加の職員は一丸となって、訓練に取り組んでいました。
鉄道テロ対応訓練
<訓練内容>ご乗客の遺失物か不審物かを見極め、安全適切な方法で処置するもの。


1)1993年のリニューアルで斬新なデザインの車両が導入されましたが、前面のガラス窓が固定式で通風がなく、夏場は車内の温度が上昇していました。 このため、より効果的に外気を取り入れるため、窓を開閉式にしました。
2)ケーブル坂本駅では、夏季の一部期間中に「おしぼり」を、冬期の一部期間中には「簡易型カイロ」を配布し、大変ご好評を頂いています。
社長をトップとする安全管理体制を構築し、各責任者の責務を明確にしています。
| 役職 | 役割 |
|---|---|
| 社長 | 輸送の安全の確保に関する最終的な責任を負う。 |
| 取締役運輸統括(安全統括管理者) | 輸送の安全の確保に関する業務を統括管理する。 |
| 運輸部長(運転管理者) | 安全統括管理者の指揮の下、列車の運行、乗務員等の資質の保持その他運転に関する業務を管理する。 |
| 運輸課長(乗務員指導管理者) | 運転管理者の指揮の下、乗務員等の資質の保持に関する事項を管理する。 |
| 車両課長(車両管理者) | 安全統括管理者の指揮の下、施設に関する事項を統括する。 |
| 施設課長(施設管理者) | 安全統括管理者の指揮の下、施設に関する事項を統括する。 |
安全報告書へのご感想、当社の安全への取組みに対するご意見を、お寄せ下さい。
比叡山鉄道株式会社 TEL:077-578-0531(月〜金 8:30〜17:00)
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